震災とデータ復旧

2011年3月、東北を中心に起きた東日本大震災において、データ復旧に関する対応が注目されたことをご存知でしょうか。
ご存知のように、東日本大震災では津波が多く発生し、会社の大切なデータが流されてしまう・・・ということが多かった様です。
会社にとって、それまでの積み重ねを記したデータは命の様なもの。
それが津波によって流されてしまうということは、企業にとって多大な損失になります。
過去のデータと言うのは、会社に未来をつなぐもの。
だから、そのデータがなくなってしまうということは、積み上げたものが急に崩れてしまうようなダメージを受けることがあります。
この様に、津波の被害を受けた企業の多くが被害の大きさに沈む中で、各データ復旧関連会社が立ち上がりました。
とあるデータ復旧関連会社では、東日本大震災にて被災した企業の場合、特別に設定した料金での復旧をすると発表。
ハードディスク、フラッシュメモリなどを対象にしており、災害救助法の範囲となる地域のデータを復旧する、という内容でした。
震災で大きな損害を受けた企業にとって、特別料金でのデータ復旧は何よりの応援になったでしょう。
また、津波によって海水につかってしまった機器のデータ復旧も行われました。
海水をかぶってしまった機器のデータ復旧は、時間との闘いです。
なぜなら、海水がついたままの状態で乾いてしまうと、塩分が機器に重大なダメージを与えてしまうため。
この為、乾かさない様に気をつけて保存し、データ復旧に持ち込むのがベストだそう。
海水に浸かってしまったデータの復旧は、まず水で海水を流すことからはじめます。
部品をひとつひとつはずし、六時間ほどかけて海水を洗い流すこと。
津波が起きてしまった場合、海水だけでなく油にまみれてしまっていることもありますが、これもきちんと取り除きます。
こうして、細かい作業を行うことで、初めてデータ復旧が可能になるのです。
東日本大震災では、データ復旧を専門とする企業がこうした作業を繰り返し、被災した会社のデータを救いました。
こういった企業たちの努力もあり、東北は少しずつではありますが、復興に進んでいます。
まだまだ立ち直るには時間がかかりますが、それでも立ち直りつつある東北を、今後も見守っていきたいものです。
いざ災害が起きた時は、多くの人や企業が現地の力となり、支えていこうとするもの。
その中には、「会社のデータを救いたい」と考える企業も含まれています。
ただ真摯に「データを救いたい」と考え、データ復旧を行う企業に、同じ国民として感謝の気持ちを送りたいです。

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